ヨガ呼吸法のひとつである「ナディショーダナ」のナディは、動脈・静脈・その他の流れを作っている管状器官のことで、ショーダナとは浄化のことだそうです。つまり「ナディショーダナ」は、血液・リンパ・気の流れの経絡をきれいにし、養分などが流れやすくするための呼吸法です。右手の親指を右鼻、人さし指と中指は眉間に、薬指は小指を添えて左鼻に当てます。右鼻を閉じて左鼻から息を吸い、左鼻を閉めて右鼻から吐き、吐いた右鼻からすぐ吸って閉め、左鼻から吐きます。これを間を置かずに交互にすばやく数回繰りかえします。
もうひとつの呼吸法に「スカアプルバク」があります。右手の親指を右鼻に、人さし指と中指は眉間に、薬指は小指を添えて左鼻に当てます。右鼻を閉じ左鼻から息を吐き、同じくそのまま左鼻から吸って、両鼻を閉じて保留息にします。次は左鼻を閉じ右鼻から息を吐き、右から吸い、両鼻を閉じて保留息に。これを5回ほど繰りかえします。老化を防止し、新陳代謝を活発にし疲労を取り除いてくれます。
続きを読む
ヨガをやって身体をねじることで、背骨をゆるめ、背中の筋肉をやわらかくすることができるそうです。「アルダマッツエンドラアサナ」といわれる、ねじりのポーズです。アルダは半分と言う意味だそうです。
まず脚を伸ばして座り、背筋を伸ばします。腰が立ちにくい場合は、少し膝を曲げるとよいでしょう。仙骨が床に対して直角になって、腰が立って背筋が伸びた姿勢であることを確認します。この時の身体は背骨と腹直筋で支えられている状態になっているはずです。次に胸郭を引き上げながら広げ、肩の力を抜いて肩を落として首を伸ばします。目で右うしろを見るような気持ちでねじります。その時、意識は左脚をそっとつき出すような気持ちです。じゅうぶんに背中がゆるんでいれば、両肩は90度回転して脚と同じ方向を向くことになるでしょう。息を吐いてねじり、息を吸ってもどし、また吐いてねじってみましょう。回数を重ねるごとにゆるんでいき、ねじる角度が大きくなっていきます。背筋を伸ばし続けていることを忘れないようにしましょう。
続きを読む
長音発声法は、「あー」「おー」「んー」と一息を長く発声することにより呼吸を意識する方法です。「あー」は心身がくつろぐ状態、「おー」は緊張する状態、「んー」は統一力、生命力発揮の状態をつくりだします。この三つの音を連続的に発声します。繰りかえすことにより、自律神経のバランスがとれて心身の安定に効果があります。〈長音発声法〉に対し、〈短音発声法〉も効果があります。あいうえおの順で「あっ・いっ・〜・・ろっ」までを大きな声で短かく切って、はっきりとした発声を繰りかえします。急速に腹が収縮することにより、腹筋が鍛えられ、内臓の強化にもなるでしょう。
リズム呼吸は、吸う息と吐く息の長さを同じにして、間をおかずリズミカルにおこ、眉間あたりを意識し、できるだけ深く呼吸すると、じゅうぶんなリラックスが得られると思います。
続きを読む
「ヨガ」は長い年月の間にさまざまな方法を生み出してきました。
「アシュタンガ・ヨーガ」は、現在のパワーヨガの源流ともなっているヨガで、呼吸とともにアーサナをお行うそうです。
「ハタ・ヨーガ」は、アーサナ、プラーナーヤーマなどの肉体的操作により、深い瞑想の条件となる強健で清浄な心身をつくりだすヨガだそうです。
ハタ・ヨーガの起源は紀元後10世紀〜13世紀頃、ゴーラクシャ・ナータが開祖といわれていたらしいですが、確認できる文献などは現存していないそうでうす。
パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』(紀元後2〜4世紀)という教典には「ラージャ・ヨーガ」〉についての記述があり、「ヤマ・ニヤマ・アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤーハーラ・ダーラナー・ディヤーナ・サマーディ」という8つの段階から構成されている方法であるらしいです。
特別なことではなく、日常生活すべてを修行の場とする〈カルマ・ヨーガ 〉。
神への純粋な信愛を培い、すべてを神の愛と見て生きる〈バクティ・ヨーガ 〉。
高度な論理的熟考分析により、真我を悟る〈ギヤーナ・ヨーガ 〉。
マントラ(密教でいう真言)を使う〈マントラ・ヨーガ 〉。
下腹部に眠るというクンダリニーを覚醒させ、身体中の気道やチャクラを活性化させ、悟りをめざす〈クンダリニー・ヨーガ 〉。
いろいろありますね〜。
この他にも、古来からの伝統的「ヨガ」には、多くのいろいろな方法が伝わっているのですが、いずれもおおよそ主に3つの要素から成り立ち、さまざまなポーズによるからだの統御をめざす〈調身法〉、呼吸による心身の統御をめざす〈調息法〉、瞑想による心の統御をめざす〈調心法〉です。ポーズ・姿勢のことをアーサナといい、呼吸法のことをプラーナーヤーマというだそうです。
「ヨガ」には、「馬車につなぐ馬」という意味もあるそうです。馬車は肉体を、馬は知覚器官・感情・五感を表し、それらをつなぐ手綱や御者は思考・知性・理性のことを指すというものです。乱れた心を一点に集中させ、結びつけるという「ヨガ」は、いずれも、心とからだの調和のために、呼吸を整え、五感という感覚を磨いて心身統一をめざすものです。
う〜む、難しいですね。
千葉麗子のスタイリッシュヨーガバイブル改訂版
「ヨガ」が、体操やスポーツと異なる点は、一定の姿勢・ポーズを保つことにあります。ゆったりと瞑想しながら、深い呼吸とともにおこないます。体操やスポーツは、肉体の鍛練を主な目的としています。その場合は、つねに筋肉が緊張していますが、「ヨガ」においては筋肉を伸ばすこととゆるめることがねらいです。「ヨガ」ポーズによって、身体をくまなくゆっくり動かすことにより、筋肉・関節・背骨と骨格全体がストレッチされることになります。その効果が内臓・分泌腺・神経にまでおよび健康体に向かうため、心身の緊張がほぐれて活力が湧いてきます。呼吸のコントロール法をつかむことによって、こころをコントロールすることもできるのです。
「ヨガ」ではポーズも呼吸法も、瞑想をおこなうための準備段階といえます。瞑想の訓練を続けることにより、目的意識と意志が強まり、思考が明晰になり、高度の集中力が高まります。得られる効果は、すぐに実感できるものとそうでないもの、或いは、長い間に積み重なっていくものがあります。また、個人差もあります。
身体の中の細胞を活性化することにより、血行を促進し、新陳代謝が高まる。肩こりや腰痛の解消。視力回復。美しいプロポーションをつくる。肌がきれいになる。便秘の解消。生理痛の解消。精神が安定し、不動心がつく。明朗になる。ストレスが解消される。心眼が開く。洞察力がでる。表現力が豊かになる。想像力と自主性が高まる。意志力が強化される。思考力が強化される。他人によい影響を与える。運命がよくなる。直感力がでてくる。ひらめきがわいてくる。五感が鋭くなる。真の願望が達成する・・・などさまざまな可能性があります。これらは、個々の事柄ではなく、すべての相互作用により生まれてくるものです。
「ヨガ」により、自然治癒力を高め、保持していく努力をすることは、身体とこころを鍛えることとなり、自己実現に向けての可能性を、自らの手で広げていくことになるのです。
LOHASスタイル はじめてのヨガ
「ヨガ」では、身体とこころのつながり、そして一体感をめざします。より自然に、さらに自然な状態へと向かいます。〈自然〉は外だけでなく、我々人間の内側にもあるものなのです。自然治癒力とは、生命エネルギーでもあります。自ら治そうとする力、生きようとする強い力です。潜在能力ともいえる自然の力です。
この自然の力を引き出し、自分の手にする方法が「ヨガ」です。「ヨガ」のポーズをおこなうことで、持久力やスタミナがつき、柔軟な身体になります。なぜなら、左右・上下・内外などの調和をとるようなポーズにできているからです。私たち人間の身体は、全体として一つのつながりをもっているわけです。ある部分だけをとり出して対症療法的に治そうとしてもむずかしいと思います。それで、全体的な身体の調和をとる「ヨガ」のポーズが効果的なのです。
「ヨガ」を続けていくことで、かろやかで落ちついた、肯定的で前向きの、しなやかな心が育つわけで、身体に苦痛を感じていたり、病気の時には、自分のことだけで精一杯になり、ゆとりある心は生まれないよね。「ヨガ」のポーズで、身体が健康になると、気分もよくなるので、まわりの人を思いやる広い気持ちが自然にわいてくるのです。また、「ヨガ」のポーズは、自分の身体各部所への意識を集中させることになるので、自然に、集中力が高まり、緊張している内臓・神経や筋肉を伸ばし、積極的におこなう休息法が「ヨガ」のポーズですから、ストレスなど解消し、のびのびとリラックスして、さわやかな気分になると思います。
現代の社会では、避けようのない問題が山積みになっていることは確かです、ストレスを感じていない人は、まず、いないと思います。これから将来、その先の未来へと考えを広げていっても、不安な事柄しか登場してこないような状況があるかもしれません。身体や精神に不調が起こるのは、自分ひとりの調和ばかりでなく、あらゆることの調和がくずれていると思います。「ヨガ」をする目的は、それぞれ異なるかもしれません。流派も数多くあり、ビジネスとしてもさまざまな種類があります。「ヨガ」はこうでなければいけない、という限定されるものではないと思います。自分の身体・環境・状態にあった「ヨガ」を見つけ、ゆったりと長く続けていくことが、すべての調和につながります。
「ヨガ」とは一般的に言われているが、サンスクリット語「Yoga」に、もっとも近い日本語カタカナ表記をするのであれば「ヨーガ」と呼びます。一般的に、こと日本では、「ヨガ」というと独特のポーズによる健康・美容法のように思われているが、インドでは4500年以上も前のインダス文明のころからおこなわれている「瞑想」のことだそうです。心と身体の全体をひとつとすることを目的とする瞑想にポーズがつくことにより、より一層の一体感をめざす方法が生まれたのは約1000年前と言われているそうなので、「ヨガ」の歴史のなかでは新しい方法ともいえかもしれません。
モヘンジョダロやハラッパーなどの遺跡から発掘された土製の印章などに、〈第三の目〉をもつ神・シヴァ神が結伽扶坐(けつかふざ)して冥想している様子が彫られているそうです。その神が行じている冥想が、〈ラジャ・ヨガ〉だそうです。これがインド起源とする説なんですが、別の説もあるらしいです。アーリア人のインド侵入より以前からあったという「先住民=非アーリア起源」説と、アーリア人のバラモン教のなかに源流はあるとする、アーリア起源説だそうです。バラモン教の聖典「ヴェータ」では、その最終部門である「ウパニシャッド」という聖典に「ヨガ」の名が登場され、それ以前よりヨガ的な要素はあったようですが、「ヨガ」という名称で行法を明確に表しているのは、この文献が最古といわれているそうです。
日本でも、「瞑想」は悟りの方法として、奈良時代から伝えられてたそうです。サンスクリット語「Yoga」とは「結ぶ」という意味で、心とからだをひとつに結び、その両面から覚醒させていくためということでは、日本における悟りも同じ行為と考えても良いのではないでしょうか。
やすらぎを求め、今の自分を超えたいと願う我々21世紀の人間にとって、過酷な現代社会のストレスにより分裂しがちな心とからだをひとつに結び、調和・安定を強く保ち、さらに自身の奥にあるであろう豊かな可能性を開花させていく方法として、「ヨガ」が受け入れられていくのは必然的なことかもしれませんね。
「ヨガ」の呼吸法・プラナーヤーマには、方法が同じでも流派等により呼称が違っていたりするので、名称としても限定できるものではないが、完全呼吸法をベースとしてたくさんの種類があるそうです。ヨガ自然呼吸法、腹式呼吸法、胸腹式呼吸法、長音発声法、短音発声法、リズム呼吸、バストリカ、カパラバーティ、ナディショーダナ、スカアプルバク、スイッタリー、ライオンの呼吸法、逆式呼吸等です。
「自然呼吸法」は、通常の呼吸法で自然に呼吸をし、吐いたり吸ったりする度に胸・腹背中腰の脈動を感じるようにするか、または鼻孔に意識を集中して呼吸を心がけることがポイントなんです。日常いつもの自然呼吸でも、このように「意識しておこなうこと」によってプラナーヤーマになるということです。さらに、これをおこなっている時に、自分と宇宙普遍の生命力を結びつけるようなイメージを描くことができるようになれば、精神力が強くなり集中力が高められるそうです。
「腹式呼吸法」は、横隔膜を使います。腹を風船に見立てて、ふくらましたりすぼめたりして、ゆったりとおこなう。吸う時には腹の筋肉をゆるめて、吐く時には下腹を締めて、下肺の奥、或いはミゾオチの奥深くを意識する。そうすると深いリラクセーションが生まれるわけです。骨盤内に空気を送りこむことで、肛門や仙骨部までもふくらみ、骨盤内臓器の血行が良くなるそうです。骨盤隔膜がやわらかくなるので、現代ではマタニティヨガの呼吸法として効果が認められ、重要視されているそうです。
1回の呼吸のなかで腹式と胸式の両方をつかう方法が「ヨガの胸腹式呼吸法」です。腹で吸い、続いて胸で吸い、続いて少し止めて保留状態にし、次に腹を閉じて吐くといったやり方です。胸に送りこむ時、下肺、中肺、上肺と意識しながら行い、上肺に達したときそこから息をもらすような気持ちで軽く息を止める。そして次にからだ中から発散するような気持ちで一気に口から息を吐き出す。ただしあまり長時間にわたってしないようにする。短時間で数回することにより、心肺機能を高めることができるそうです。
「ヨガ」におけるポーズ・姿勢のことをアーサナといい、一定のポーズ・姿勢を保つことに意味があります。深い呼吸とともにゆったりとおこないます。スポーツや体操は筋肉の緊張と収縮を基本として動き、肉体の鍛練に目的をおくが、「ヨガ」では呼吸と結びつけ、筋肉の伸張と弛緩をねらいとしています。身体の細部にわたってくまなく動かすことにより、筋肉と関節、背骨と骨格全体をストレッチし調整していくものです。内臓・分泌腺・神経にまでおよぶためにあらゆる器官系が健康そのものになり、心身の緊張がほぐれ、活力が湧いてくるのです。これが「調身法」だそうです。
このように、一定のポーズ・姿勢を保ち、呼吸をコントロールすることで、心の状態もコントロールできるということです。つまり、「ヨガ」では、アーサナもプラナーヤーマも、瞑想をおこなうための準備段階といえるだそうです。
パワーよりも繊細さを重視した2000種類以上の豊富なポーズ・姿勢は、性別や年齢にとらわれずに動くことが可能だそうです。「優しく、やわらかく、繊細に、ゆったりと、無理なく」これが、「ヨガ」上達のキーワードです。
注意しておくことは
必死な思いで一生懸命に頑張らないこと。
心身ともに楽にできる範囲で短時間に集中しておこなうこと。
毎日必ず続けようという自分への課題のように思わないこと。
こうでなくてはいけない、という制約がないのが「ヨガ」です。一人ひとり異なる呼吸、異なる身体、異なる暮らしですから、当然、自分への向き合い方もそれぞれ異なるということです。
「調息法」「調身法」を自然におこなえるようになると、集中力が高まり、思考が明晰になるでしょう。目的意識や意志が強まり、何をやっても違ってきます。こころを鎮めて、思考の波を止めることによって、自身の内側に広がる真の性質や智恵を見い出し、理解できるようになるでしょう。これが「調心法」の目的で、瞑想へとつながっていくのです。それは心の動きが止まった時にはじめて感じとり、引き出すことのできる静けさなのです。
「ヨガ」にはいろいろな種類がありますが、いずれも主に次の3要素の相互作用により成り立っています。さまざまなポーズによるからだの統御をめざす〈調身法〉、呼吸による心身の統御をめざす〈調息法〉、瞑想による心の統御をめざす〈調心法〉です。
ヨガ調息法は完全なる呼吸法といわれ、いろいろなプラナーヤーマ(呼吸)法の基本となるものだそうです。
肩、首の力が抜け、腰と腹に力が入り、静かで長く深く、吐く息にゆったりとした力がこもって、リズミカルな呼吸です。吸息、保留息、吐息の割合を1:2:2でおこない、少し息を止める保留息の段階で、へそ=丹田に力をこめます。これは生命力を喚起させ、呼吸法のなかでもっとも重要で基本となるそうです。
まず、正座またはヨガ座で安定するように座る。
指で印を作り両膝の上におく。
目は半眼にしてあごをひき、背筋を伸ばす。
へそ=丹田に意識をおいて、腹にゆっくりと力を込めながら引っ込め、息を口からじゅうぶんに吐ききる。
それにつれ、腹部全体が背骨側に引き寄せられることを意識する。
姿勢は少し前かがみになり、息を吐ききったところで息を少しだけ止め、腹の力の緊張を少しずつゆるめ、同時に鼻から息を吸う。
腹が自然にふくれたところで、今度は胸を広げながら、息を下肺、中肺、上肺部とゆっくりと入れることを意識しながら、吸い込む。
このときあごを少し上げて胸を突き出すようにおこない、肩に力が入らないようにする。
胸の上肺部までじゅうぶんに息を吸い込んだら、あごを引いて少しだけ息を止め、今度は静かにゆっくりと息を吐き出す。
息を吐いたところで1回とし、これを繰り返す。
なめらかにリズミカルにおこなうことがポイントです。
吸息と吐息の時間の割合は1対2とし、無理のないように少しずつ吸息と吐息の時間を長くしていく。
長い呼吸ができるようになったら、1回におこなう呼吸の時間を20秒として、5〜10回繰り返す。
血液中の酸素量が増加し、心臓の働きを整え、血圧を下げ、頭の働きを活発にさせる。
不完全な呼吸は、浅く短かく、不ぞろいで、ただ疲れるだけです。
正しい方法で、コツをつかみ、自然にいつでもどこでもできるようになることが、「ヨガ」の第一歩といえます。
うーん、むずかしいね。
「ヨガ」のポーズに、シャバ・アサナというくつろぎのポーズがあるそうです。シャバは「死骸」という意味で、アサナはポーズのことで、死体を真似るような姿勢をとるので、この名があるそうです。いろいろな「ヨガ」のポーズを実践した終了時に、このシャバ・アサナのポーズで心身のくつろぎを得ることにより、他のポーズの効果をより活用できるようにする要素があるそうです。
まず上向きにねます。腰の幅くらいに足を開き、手のひらは上向きにして、腕は体の脇から30度程度に開く。
背骨をまっすぐにして、目を閉じます。背骨をまっすぐにするには、床から腰を浮かして、その腰を左右へ平行にゆすって中央でおろす。
次に床から胸と肩を少し上げておろす。
上向きの場合には、目は軽く閉じ、口は少し開いて顔面をゆるめる。
そして、身体は動かさず、全身をゆったりとさせ、頭から足先の方向に全身をゆるめていくことに意識を集中させる。
できるだけゆっくりと深い呼吸を繰りかえしながら、5〜10分間その姿勢を保ち、くつろぎます。次にゆっくりと目を開け、意識がはっきりしたら、少し息を吸って軽く手を伸ばし、ついで息を吐きながら、もとにもどす。
このようにゆるめた身体を目覚めさせてから、ゆっくりと上体を起こす。
「ヨガ」のポーズで、うつぶせ状態のポーズで終わった時には、同じように、うつぶせのままシャバ・アサナをおこなう。
どちらかの頬を床につけ、脚は腰幅に開き、手のひらを上向きにして、腕は体の脇から30度程度に開き、目を閉じて、全身をゆったりとさせ、頭から足先の方向に全身をゆるめ、前身の緊張がとれるまでくつろぐ。
しばらくの間、動かずに心を静かにさせることにより、意識をはっきりさせたまま心身を完全に弛緩させる、このポーズは一見やさしそうですが、もっともむずかしいともいえるでしょう。
いろいろな「ヨガ」のポーズをおこなった後には、最後に必ずこのくつろぎのポーズをおこないましょう。
ヨガの基本呼吸法には片鼻呼吸というのがあります。
左手の親指と薬指それぞれを、左鼻と右鼻の小鼻につけます。中指と人差し指は、額につけてみてください。
そこから、親指で左鼻の小鼻を押さえて右の鼻で息をゆっくり吸い、そのまま右の鼻を薬指で押さえてしばらく息を止めます。
次に親指をはなして左鼻で息をゆっくりはききって、親指はそのままで左鼻からゆっくり息を吸って、しばらく息を止めます。
右の鼻からゆっくり息を吐ききり、これを何回か繰り返します。
これがヨガの基本呼吸法である、片鼻呼吸法なんです。
片鼻呼吸法は頭がすっきりする呼吸法ですので、普段の生活にも取り入れてみましょう。
片鼻呼吸法はヨガの達人がやっているのをよく見ますね。
ヨガの基本呼吸法、つまり、腹式呼吸です。
ヨガのポーズに入る前に基本呼吸法の腹式呼吸を行うことで、ヨガの効果をよりアップさせることができ、ヨガの基本動作として、腹式呼吸があります。
座禅を組める人は組んで座りますが、組めない人はあぐらでも結構です。
手を軽く膝の上に乗せて、親指と人差し指で輪を作り、その状態で、ゆっくりと深い呼吸を行い、腹のへこんだ状態と膨らんだ状態を意識して行ってみましょう。
こういう状態で、腹式呼吸を続けていくと心が穏やかになり、それだけでストレスが消えていきます。
複式呼吸は、さまざまな症状の改善にも効果が期待できると言われてるのですが、複式呼吸を身につけておけば、今後の生活を健康に過ごすためにも、必要不可欠です。
複式呼吸を簡単にできるのがありますので、また、後日お知らせしますね。
ヨガには、美容効果が期待できるポーズがあるそうです。
それは「ねじり」のヨガポーズである。
「ねじり」のヨガポーズは、便秘を解消し、内側から肌を美しくするという美容効果の高いヨガのポーズだそうです。
1)膝を軽く曲げて座り、足は骨盤の幅に揃える。
2)背中はまっすぐに伸ばし、お腹を引き上げる。
3)その状態から右足のかかとを左のお尻の横へ引き寄せて、左脚を右膝の外側へと移動し、そのまま背中をまっすぐにして息を吸い、息を吐きながら上半身を左へねじり、右腕を左膝にかける。
体を天井へ引き上げるようにし、反対に両肩は下へと引き下げて保つ。
注意する点は、腰と背骨が丸くならないように気をつけ、肩を床に対して平行のまま動かすことである。
そこから、息を吸いながら上半身をゆっくりと動かし、元の位置へ戻すことで左右3回づつ行うとされる。
ヨガの「ねじり」ポーズは、体をねじることで腹部を刺激して、腸の働きを活発にするそうです。
便秘が美容の大敵なんですね。
健康と環境を考える生活者といわれる“ロハス”な人々の間で人気が高まっているヨガがあります。
そのヨガは「ホットヨガ」です。私は知りませんでした。
別名「ビクラムヨガ」と呼ばれまていますが、室温38℃、湿度65%の室内で行われるヨガです。
高温多湿な室内でヨガを行うことによって、大量に汗をかき、痩せやすいだけでなく、汗といっしょに体内に溜まった毒素を排出するという効果があります。
ロハス生活を目指す人たちは、生活環境とともに、自分たちの体内環境にも敏感で、安心安全な食べ物をとるだけでなく、体内に溜まった毒素の排出(デトックス)にも心がけているそうです。
そんなロハス生活者にとって、デトックス効果抜群のホットヨガは注目の的となっていますね。
ヨガには、社会問題となっている、生活習慣病改善・予防に効果があるといわれます。
ヨガのなかの「ツルのポーズ」には、生活習慣病改善効果の中でも、長く続けることによって、血圧を下げる効果があるといわれています。
高血圧は、放置しておくと動脈硬化にもつながる危険をはらんでいますよね。
その改善や予防に効果的だとされているヨガの「ツルのポーズ」は、名前のとおり、鶴のように片足で立ちます。片足で立ったまま、上げたほうの足の裏を立っている足の膝にぴたりとつけ、膝頭と体は、できるだけ平衡になるようにして、手は、拝むように胸の前で合わせるポーズです。
この状態で、腹式呼吸をしながら30秒間目を閉じて瞑想します。
目を閉じると体がぐらぐらするという方は、目を開けてもかまいません。
このヨガのポーズだけでも、毎日続けて行うと、生活習慣病改善の効果があると思います。生活習慣病が気になる方は、ヨガで予防を心がけてみるのはいかがでしょうか。
社会的にも問題視されている生活習慣病。
子供にまでも生活習慣病患者が見られるという、悲惨な状態にあり、この社会問題化した、生活習慣病改善のための一つの方法として、ヨガが利用されています。
食事療法と運動療法を基本とする生活習慣病の改善に、ヨガを指導している病院もあり、多くの成果をあげているそうです。
大阪市平野区の池淵クリニックでは、栄養管理の指導と週1回のヨガ体操を3ヶ月間行ったところ、肥満のある生活習慣病患者に、1ヶ月間で平均3.2kgの体重減少が認められたということです。
ヨガのゆったりとした動きが、患者や高齢者が行う運動として適しているようですね。
生活習慣病を心配されている方、もう生活習慣病になってしまった方も、ヨガを始めてみてもいいかもしれませんね。
女性に多くみられる、ダイエットのための厳しい食事制限は、健康と美容を脅かしかねませんよね。
最近では、激しいダイエットによる、体調の悪化などの情報も多く耳にします。
ダイエットをして体重は減ったけれどバストラインが崩れてしまったなんていうことでは、本当にダイエットに成功したといえるでしょうか?
ヨガによって体を動かせば、骨格も整い、バランスの良いきれいなボディラインが保てます。
ヨガには、大腰筋や骨盤底筋を刺激するエクササイズもあり、骨盤内の血行を促進させ、普通のダイエットでは作ることのできない、女性らしいボディラインをつくることができます。
美しく、メリハリのきいたボディへの近道は、健康的にダイエットでき、引き締め効果のあるヨガがいいですね。
アメリカでのパワーヨガは、シェイプアップ効果抜群で、ダイエットに最適ということで、ハリウッドセレブやスーパーモデルの間でも人気があるそうです。
このパワーヨガは、伝統的なヨガの基本動作に、筋力トレーニングの要素を合わせ持つトレーニングだそうです。
パワーヨガによって代謝や心肺機能を高めることで、ダイエットに効果があり、身体の内側から元気にする効果があります。
伝統的なヨガと比べて、パワーヨガを行ったほうが、身体の引き締めやダイエットの効果も早く実感することができるといいます。ハードですね。でもパワーヨガのダイエット効果はそれだけではありません。
伝統的なヨガの持つメンタル調整効果に加えて、身体を動かすことによるストレス発散効果も高いのです。それにより体型だけのダイエットではなく、身体の内側からも美しく整えることができるのです。
暖かい室内で行うヨガはホットヨガですが、ホットヨガの別名に、ビクラムヨガと呼ぶそうです。
サンフランシスコで始まり、ビクラムヨガが広まっていくうちに、ホットヨガと呼ばれるようになったそうです。
ビクラムというのは、ホットヨガを発案したビクラム・チョードリーという人の名前からとられているそうです。
ビクラムヨガの元になっているのは、ハタヨガという身体のエクササイズをメインに行うヨガです。
そのハタヨガを元に、室温40℃湿度55%とムシムシとしたスタジオで行うヨガとして考案され、本来のビクラムヨガのエクササイズは26のポーズから成り立っているそうです。
ホットヨガとして広まってからは、スタジオ環境が優先され、26のヨガポーズは、ビクラム氏のスタジオ以外では重視されなくなっているそうです。
近年、ホットヨガというヨガが、日本でも話題となりブームを呼んでいます。
テレビや雑誌などでも、頻繁にヨガに関しての記事が取り上げられていて、その反響は大きいですね。
通常ヨガは自宅で出来、少しのスペースがあれば出来るというところで人気があるようです。
アメリカのロサンゼルスなどで、俳優やセレブたちの間で人気を呼んだことからホットヨガは流行しはじめました。
ホットヨガと他のヨガとの最も違うところは、ヨガを行うスタジオの環境設定にあります。
スタジオ内の温度を36℃、湿度を60%〜70%に設定したサウナのような室内でヨガを行うため、大量の汗をかきます。
大量の汗をかけば、新陳代謝もアップし、ホットヨガによって、身体全体の機能の改善効果があるそうなので、身体の柔軟性が向上し、難しいヨガのポーズでも楽に行えるそうです。