
ヨガ呼吸法・長音発声法ほか
長音発声法は、「あー」「おー」「んー」と一息を長く発声することにより呼吸を意識する方法です。「あー」は心身がくつろぐ状態、「おー」は緊張する状態、「んー」は統一力、生命力発揮の状態をつくりだします。この三つの音を連続的に発声します。繰りかえすことにより、自律神経のバランスがとれて心身の安定に効果があります。〈長音発声法〉に対し、〈短音発声法〉も効果があります。あいうえおの順で「あっ・いっ・〜・・ろっ」までを大きな声で短かく切って、はっきりとした発声を繰りかえします。急速に腹が収縮することにより、腹筋が鍛えられ、内臓の強化にもなるでしょう。
リズム呼吸は、吸う息と吐く息の長さを同じにして、間をおかずリズミカルにおこ、眉間あたりを意識し、できるだけ深く呼吸すると、じゅうぶんなリラックスが得られると思います。
鍛冶屋が火を起こすのに使う「ふいご」のことをバストリカといい、炎を強くする場合に使用します。このふいごに似た呼吸法が「バストリカ」です。間を置かずに吐いたり吸ったりを20回ほど勢いよく繰りかえし、少し止めて保留状態にします。これは肺の浄化法で、体内の汚れた気を取り除き、心臓・肺・横隔膜を強化すると、無気力さが解消されるそうです。鼻の機能が高まり、心の働きが活発になり、身体全体が正常に働くようになるそうです。
「カパラバーティ」のカパラは額のことで、パーティは光のことです。この呼吸法をおこなうと脳細胞が活性化されるといわれています。吐く息だけに意識し、吸う息は自然にまかせます。自然に息を吸っておいてから、下腹部に吸収させて一気に息を吐き出します。吐ききったところで間をとると、自然に吸う息に変わります。意識は眉間に固定し、鼻と下腹部以外の体は動かさないようにします。20回おこなった後は少し息を止め、保留状態にしてから静かな自然呼吸にもどります。繰りかえすことでリラックスし、腹圧が高まります。集中が必要なとき、痛みがあるなど緊張しそうなとき、また妊婦など腹筋の弱い人はこの呼吸法でおこなうとよいでしょう。




