人工リンパ節:マウスに移植、免疫力20倍 理化学研究所

理化学研究所では、人工的に作成したリンパ節を免疫力の低下したマウスに移植し、免疫機能を正常マウスの約20倍に高めることに成功したそうです。

高い免疫力は1カ月以上持続し、この免疫力の強化は、エイズなどの重症感染症やガンなどの治療に有効だといっているそうです。

リンパ節はわきの下や頚部などにあり、ヒトの体に入ったウイルスなどの異物(抗原)が運ばれてくる組織ですが、リンパ節中の免疫細胞が異物と結合すると免疫反応が始まり、異物を排除する抗体を作り出すそうです。

研究チームは、たんぱく質の一種のコラーゲンを3ミリ角のスポンジ状にし、免疫反応に重要な2種類の細胞を染み込ませた後、これを正常なマウスの体内に移植。

リンパ節に類似の組織ができ、複数の免疫細胞が本物と同じ比率で存在し、血管も形成されたといいます。

この人工リンパ節を、免疫不全症を起こしているマウスに移植したところ、異物に対する血中の抗体量が正常マウスの約20倍にも高まり、1カ月以上持続したといいますから驚きですよね。

科学の力で人類はどんどん進歩していきそうですね。

毎日新聞より
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